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高知県高知市を中心にオフィス環境作りのサポートをしている、高知オフィス作り.comです。
今回は無停電装置(以下UPS)をご紹介いたします。
送電線のトラブルや台風や地震などの自然災害で停電し、急にパソコンやサーバーの電子機器の電源が落ちてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。
パソコンやサーバーに搭載されているハードディスク(以下HDD)は非常に繊細な部品で構成されており、磁気ディスクに書き込まれた各データを磁気ヘッドと呼ばれるレコード針のようなもので読み取っているのですが、正常な手順で電源が落とされない場合、超高速で回転している磁気ディスクが急停止してしまい、そこへ磁気ヘッドが接触してしまうことで磁気ディスクの破損してしまう危険があります。
最悪の場合、HDDが読み込めなくなり中のデータも消失してしまうこともあり得ます。
そこで急な停電が発生した際にも安全にパソコンのシャットダウンを行えることができる装置がUPSとなります。
こちらは通常のコンセントと各パソコンやサーバーといった機器の中間に挟むもので、普段は電気を内部のバッテリーへ溜め込んでいます。
万が一停電が発生した際はUPS内部のバッテリーが作動するため各機器の電源が急に落ちることはありません。
ですが、停電が復旧するまでの時間の全てをまかなえるわけではないのでバッテリーが切れる前に各機器のシャットダウン動作を行ってください。
耐用年数はUPSの種類によって異なりますが、一般的な事務所で使われる物はおおよそ5〜6年程度(メーカー記載値)、使用環境により前後します。
また有償にはなりますが、UPSの管理アプリケーションもございます。こちらはUPSのバッテリー状況の確認や一括での電源管理も可能となっております。
大事なデータや機器の保護という意味でも、UPSの導入は効果的です。ぜひ事務所への設置をご検討くださいませ。
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