オフィスの地震・災害対策
いつ起こるか分からない南海トラフ地震。
オフィスは万全の対策を!
高知県の沖合には南海トラフがあり、100年ごとの頻度で巨大地震を引き起こしています。前回の発生した南海地震は1946年に発生した昭和南海地震(M8.0)です。次の巨大地震はいつ発生してもおかしくない時期にさしかかっていると言えます。南海トラフ地震による高知県で想定される人的被害は4万人にのぼると推計されています。
オフィスは1日の3分の1の時間を過ごす場所です。南海トラフ地震が昼間に発生した場合、多くの方がオフィスで被災することになります。オフィス什器転倒による被害や、什器転倒による避難経路遮断を防ぎ、社員を守るためにオフィスの地震・災害対策を見直す必要があります。
オフィスの地震・災害対策のサポート内容
高知オフィス作り.comでは、高知県内のオフィスの地震・災害対策のサポートを行っています。
オフィス什器の耐震固定
オフィス内で地震が発生した場合の人的被害のほとんどの要因は、収納庫などのオフィス什器の転倒です。また、収納庫などが転倒することによって避難経路を遮断してしまい避難が遅れる可能性もあります。南海トラフ地震では津波の発生が予想されます。迅速な避難が被害を最小限に抑えるためには必要です。
巨大地震が発生してもオフィス什器が転倒しないように、床や壁への事務用什器の耐震固定工事、什器同士の連結固定施工を行うことで転倒防止をすることができます。
地震に強いオフィスレイアウトへの変更
巨大地震では想定できないことが起こります。オフィス家具を壁や床に固定をして安心するのではなく、万が一転倒しても被害を最小限にすることができるオフィスレイアウトを検討しましょう。例えば、収納庫のすぐ前に執務用デスクがあるようなオフィスレイアウトや、避難経路近くに収納庫が設置してあるオフィスレイアウトの場合は見直しが必要です。
また、非常口までの通路が複雑な場合や、通路幅が狭い場合もオフィスレイアウトの見直しが必要です。
パーティションの転倒防止
巨大地震では、オフィス内に設置してあるローパーティションも転倒する危険性があります。床に耐震固定工事をすることや安全脚を取り付けることで転倒を防止することができます。
また、I字やL字のレイアウトで設置しているパーティションは地震で転倒しやすいです。固定工事をするだけではなく、コの字やH字にパーティションのレイアウトを組み替えることも検討しましょう。
開閉ロック機能付き収納庫への変更
巨大地震の際には、収納庫に収納されているカタログや書類などが飛び出します。荷物の飛び出しが人的被害につながることもありますし、大切な収納物の破損のリスクもあります。
収納庫はラッチ(開閉ロック機能)がついているものに変更しましょう。地震の揺れによる収納物の飛び出しを防ぐことができます。
ガラスの飛散防止
地震でガラスが割れることを想定して、ガラスにはガラス飛散防止フィルムの貼付工事を行いましょう。
窓ガラスはもちろん、ガラス戸の収納庫などにもガラス飛散防止フィルム貼付けを行いましょう。
オフィスの防災ルールの見直し
オフィスの耐震・災害対策を行うだけでは対策は不十分です。日頃のオフィス運用ルールを改めて見直す必要があります。いくつか例を示します。
収納庫の上に利用できるスペースがあっても、ダンボールや電化製品などを置かないようにしましょう。収納庫を耐震固定していても荷物が降ってきて危険です。
日頃から通路にはダンボールや荷物を置かないようにしましょう。いざという時に避難の妨げになります。
災害対策用品の備蓄
地震の後に、もしもの事があった場合の救助用品や社員の帰宅支援グッズも備蓄しておきましょう。具体的にはハンマーやバール、ラジオ、救助笛、懐中電灯、ヘルメットなどが必要です。
高知オフィス作り.comでは、お客様ごとに最適な防災セット内容のご相談をお受けしています。
高知オフィス作り.comには、日本防災士機構に認定された防災士が2名在籍しています。防災士は、災害時に公機関が機能を発揮するまでの期間(約3日)に被災現場で互助・協働のリーダーとなるべく、防災に関する知識と技術を身に付けています。
防災士がお客様のオフィスを現地確認し、南海トラフ地震の際にどのような被害が想定されるかを検討し、最適なご提案をさせていただきます。
高知オフィスづくり.com では、高知県での地震・災害対策のご相談をお受けしております。お気軽に下記お問合せ先よりご相談ください。
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